洋風な雰囲気が特徴的な輸入住宅。素敵な外観を崩さないためにも、エクステリア選びは重要です。この記事では輸入住宅に合うエクステリアについて詳しく紹介しています。
家に来た人がまず着目することになるアプローチ。家の第一印象を大きく左右するアプローチは、家の外観と揃えることでより家の外観を良くすることができます。アプローチは何度も出入りする場所なので、耐久性に優れた石を使用するのが一般的です。使用される石には天然石や御影石、石灰岩など、様々な特徴と雰囲気を有する石があり、色味も豊富。
海外の思想設計を主軸に取り入れている輸入住宅の場合、アプローチにはレンガなどの自然素材を選ぶのがおすすめです。北米系北欧系問わず木の風合いや素材の質感を生かすことがポイント。輸入住宅のアプローチでは、天然石の中でも乱形石が適していると言われています。乱形石とは天然石を不規則にカットしたものであり、がヨーロッパ風の見た目に仕上げたいのであれば石の色味にもこだわりましょう。白っぽい色を選べば古都のような雰囲気に仕上がり、イエロー系選べばカントリー調の印象に仕上げることが可能です。
輸入住宅を建てる場合、家の顔となる玄関のドアは木製にすると一気に外観が外国らしい雰囲気に仕上がります。玄関までのアプローチがレンガであってもコンクリートであっても、天然石であっても、どのような素材ともマッチするのが木製ドアの良いところ。
とりわけインターロッキングとの相性が良く、周囲に植物やアーチを添えるのもおすすめです。全体的なバランスを見ながら、色味やデザインを考えるのがポイントとなるでしょう。
アイアンの格子は輸入住宅らしさを際立たせてくれるワンポイントアイテムです。一般的に、輸入住宅は連窓のデザインが多く、曲線美の美しい窓が多く取り入れられています。窓は家の外観をデザインする上でも欠かせない要素であり、窓の印象を変えることで外観の印象も変更可能。採光や通風といった機能性だけにとらわれず、室外から配置を考えることが重要です。
窓や玄関に格子を取り入れるのは、リフォームなどを通して比較的手軽に行えます。従来の家の印象を変えたいという思いが強くなってきたときは、一度格子を飾りに取り付けることを検討してみると良いでしょう。
立地の都合で周囲の人の視線が気になる場合は、目隠しフェンスを活用するのが効果的。ウッドデッキなどを作った場合、人目を気にせずオープンに使いたいものですが、住宅が密集している地域ではそういうわけにもいきません。そこで役立つのが目隠しフェンス。ただし取り入れるときは全体のイメージを崩さないよう注意が必要です。できるだけ木製にこだわり、輸入住宅のイメージを保てるよう心がけましょう。