輸入住宅に和室をつくれば、子どもの遊び場やくつろぎスペース、家事スペースなどとして活用できます。
「輸入住宅のデザインに和室はマッチしないのでは…」と心配になる方もいるかもしれませんが、和室にマッチしやすいテイストの輸入住宅もあります。
輸入住宅にも、和室をつくることができます。「輸入住宅のデザインに憧れるけど、和室もほしい…」という方は少なくないはず。和室の用途は幅広く、ライフスタイルが変わっても活用できます。そのため、輸入住宅の一室に和室を設けている事例もあります。
輸入住宅に和室を設けるうえで、心配になるのがデザインの相性でしょう。確かに純和風なデザインの和室がアメリカンスタイルに合うかといえば難しいものの、和室どの相性がよいタイプの輸入住宅もあります。
たとえば北欧スタイルの輸入住宅では、木材を使用したシンプルかつナチュラルなデザインが特徴。同じく木材や畳などの自然素材を用いた和室はデザインがマッチしやすく、北欧デザインに和室を設けても違和感を覚えません。
近年では和モダンのデザインが人気を得ているように、上手くマッチさせれば和と洋の組み合わせはおしゃれなイメージになるのです。
また、畳にはさまざまな種類やカラーがあります。たとえば琉球畳などの畳縁のないタイプは、純和風なイメージになりにくいため輸入住宅とマッチしやすいでしょう。ブラックやグレー、ブルーなどの畳を採用してかっこ良く仕上げるのもおすすめです。
和室には、さまざまなメリットがあります。とくに赤ちゃんや小さな子どものいる家庭では、お昼寝スペースや遊び場として活用できます。また、来客用として使用したり、家族の団欒スペースにしたり。
おしゃれな輸入住宅に、家族がほっとできる和室を設けてみてはいかがでしょうか。
畳は藁とい草といった自然素材でつくられており、吸湿性に優れています。室内の湿度が高いときには畳が湿気を吸い、湿度が低いときには湿気を放出してくれます。このように調湿性に優れる畳は、湿度の高い日本の環境に適しているといえます。
また、い草の香りにはリラックス効果が期待できるともいわれています。疲れてストレスが溜まっているときでも、い草の香りでほっとできるのではないでしょうか。
和室のある輸入住宅で後悔しないために、間取りや動線、デザインには注意しましょう。せっかく和室をつくっても、使いづらかったりデザインが気に入らなかったらストレスになってしまいます。実際に和室を使用するシーンをイメージし、輸入住宅のテイストとマッチしたデザインを採用することが大切です。
輸入住宅に和室をつくる際、どんな用途で和室が必要なのかを考慮して設計しましょう。たとえば家事をしながら赤ちゃんや子どものお世話をしたい場合、LDKに隣接していると便利。キッチンから和室の様子が見やすい間取りであるかも重要です。
また、仏壇を所有していて和室に設置したいというケースや、来客用として和室を用意しておきたいというケースもあるでしょう。普段は和室で過ごさない場合は、LDKと隣接させる必要はないかもしれません。
購入する輸入住宅のテイストを明確にしたうえで、和室をつくることをおすすめします。たとえば北欧風や南欧風、北米風などのテイストの違いによって、マッチする和室のデザインは異なります。
デザインが合っていないと、住んでから後悔してしまうかもしれません。とくに自分で変更しにくい部分のインテリアテイストは、デザインをマッチさせておきましょう。