輸入住宅のメリットについてまとめたページです。
輸入住宅とは…と聞かれてイメージすることといえば、個性的でおしゃれな外観デザインを思い浮かべる人が多いですよね。
実際、輸入住宅を選んだ人達の多くは、デザイン性のよさをメリットに考えているようです。
輸入住宅のデザインは、大きく2つに分けることができます。
ひとつは、温かみがあってナチュラルな雰囲気のヨーロッパ式。
例えば、レンガや木の素材感を活かした家や地中海リゾートを思わせる南欧風の家などです。
そしてもうひとつは、古き良きアメリカを彷彿とさせる北米スタイル。もともとは、ヨーロッパからの移民たちが、故郷の建築様式をベースに作り上げてきたとされ、外観デザインも多彩です。
輸入住宅が人気の理由には、ゆとりある間取りが実現できることもよく挙げられます。
日本家屋だと、一部屋ごとにきっちり間仕切りされていることが多いですね。
でも輸入住宅の場合、キッチンとダイニング、リビングまでもがひと続きになっているなど、開放的な間取りをとっています。
このことにより、食事以外の時も家族みんなが同じ空間を共有しやすくなって、コミュニケーションが円滑に図れそうですね。
さらに、輸入住宅のほとんどがバリアフリー設計になっていて、小さいお子さんや高齢者のいる家庭でも、快適な毎日を過ごせそうな点もポイントです。
日本家屋の多くは、約30年で寿命を迎えると言われていて「ローンを完済した頃には、子ども世代が建て替える」というサイクルが一般的です。
いっぽう、アメリカの住宅平均寿命は55年、イギリスに至っては77年というデータも。(※)
北欧地域では、一度建てた家はメンテナンスを丁寧に施しながら、次の世代まで住み継いでいくという考え方が主流です。
築年数が経過しても、まるごと建て替えでなくメンテナンス費用だけで済めば、子どもや孫世代にとって嬉しい話。
将来のことまで考えて、輸入住宅を選ぶ夫婦も多いのです。
※参照元:[PDF] 国土交通省「長持ち住宅の手引き」 公式HP(https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/tebiki.pdf)
参考資料:アメリカ:American Housing Survey(2001年、2005年)、イギリス:Housing and Construction Statistics(1996年、2001年)